藩主料理と松前城
北海道松前町は松前城が有名な町です。
この町イチの老舗旅館『矢野旅館』で、
松前14代藩主の婚礼(1862年)の祝膳を再現したお膳、藩主料理をいただいてきました。
当時の食材調達の苦労など、丁寧に説明してくれて、感慨深くいただきました☺
☆お品書き
・あわび飯
(松前の名産蝦夷アワビを使った炊き込みごはん)
・煮物
(当時から油揚げなどは保存食として食されていました)
・クジラ汁
(松前では今でも正月はどこの家庭でも作ります)
・寄せ豆腐
(北前船で運ばれてきた上方地方の食文化)
・けいらん
(昔でいうデザート。東北の南部地方から伝わった料理)
・にしんと数の子
(子孫繁栄を祈って)
・松前漬け
(女将の作った自家製でするめ。こんぶはもちろん松前産、お水は大沼横津岳の天然水、お塩は熊石産海洋深層水使用)
・いくらのしょうゆ漬け
・果物
(その時代は大変貴重な果物)
・にごり酒
その後は、温泉にゆっくり浸かって…
松前城へGO!
1606年築城。
その後、火災や修城を経て、
1854年、日本最後の日本式城郭の新城が築城されたそうです。
(現在の天守閣は再建されたもの)
外国船の出没に備え津軽海峡の警備強化を図るため、幕府から命じられ築城したものだけあって、津軽海峡が一望できます。
街並み
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